■ 「Just do it !!〜未来を見据えて、進む為に〜」の報告平成19年10月16日


「Just do it !!〜未来を見据えて、進む為に〜」が、10月16日(火)、午後5時45分からグランパレー京岩において開催された。
 第1部では、頭を柔軟にして事業に臨むために、ゲーム感覚で楽しめる脳のトレーニングやクイズを行い、それぞれの設問の趣旨を聞いて、自分の思考パターンが意外だったり、納得だったり、メンバーの反応は様々であったが、楽しみながら緊張をほぐし、自身の固着化した視点や発想転換の必要性を大いに意識する結果となった。
 第2部は愛知大学会計大学院で講師を勤めておられる公認会計士の内藤昭治先生から、経営者の心得・現状分析の方法・仮説検証経営の必要性の3つのポイントを中心にご講演いただいた。現状分析の方法についてのレクチャーでは、第3部の仮想企業の経営会議につながる重要なファクターとなるSWOT分析や戦略マップ(BSC)の作成方法について、ユーモアたっぷりに大変わかりやすくご説明いただけた。
 第3部では、委員会ごとのテーブルを一つの仮想企業(小売業)に見立て、メンバー各人がその企業の役員として経営会議に臨んだ。まずは予め想定された経営条件に基づいてSWOT分析を行うことで、その企業がもつS=強み、W=弱み、O=機会、T=脅威を明確にし、続いて企業を発展させるための新規事業の計画やリストラ案など具体的な行動目標を考案した。次に、考え出された目標を可視化するため、戦略マップ(BSC)を@学習・成長の視点『人』→A社内プロセスの視点『仕組み』→B顧客の視点『お客』→C財務の視点『お金』の順に構築し、作成した。最後に、各テーブル喧々諤々の議論の末に完成した戦略マップを、例会・総務広報合同チームが代表して発表。東京巣鴨に高齢者向けの自社ブランドの自然食品ショップを新規に展開するなどの大胆な経営計画が報告され、内藤先生からは鋭いながらも温かな論評をいただいた。
 普段JC活動で共に汗を流し、気心の知れたメンバーとの経営会議は、予想以上に新鮮で楽しいものとなった。今まで気付かなかったメンバーの経営に対する繊細な一面、または自身には思い付かないような柔軟で大胆な発想、これまでの印象どおり堅実で緻密な分析など、事業の中でメンバーが経営を堂々と熱く語り合う機会がもたらした大きな発見であった。

 

 





   
   
   

 

   


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