■「灯りの森2007 人 夏 恋 心 二万個の灯りと共に…」の報告

7月28日(土)、午後5時から長浜豊公園にて「灯りの森2007 人 夏 恋 心 二万個の灯りと共に…」が開催された。今年度は湖北力再生マスタープラン「灯りの森創設」事業の3年目。「湖国灯火祭2006」などこれまでの事業の開催により、湖北地域に灯り≠フ魅力が浸透しつつある状況を受けて、今回はさらに、昨年の倍の2万個の玉燈を使用して圧倒的とも言えるファンタジックな空間を演出し、地域の方々に対して灯り≠フ魅力を決定的に印象付けた。加えて、湖北力再生マスタープランが提唱する「灯りの日」について輝らりキッズ合唱団、ル・クプルが出演する灯りのコンサートを通じて、その意義や思いを広く効果的に伝えたことにより、「灯りの日」制定に向け大きな一歩を踏み出すことに成功した。
 そして、今年度最大の特徴は、やはり広く一般の方々から募集した灯りサポーターであろう。灯りサポーター約60組が、2万個の灯りの内、その大部分の配置、点灯、撤収を行ったことにより、これまでの長浜青年会議所主体の事業から住民参加型事業へ劇的に変貌を遂げ、今後「灯りの森」を湖北地域に定着させる手法の一つとして、大いに注目されるモデル事業となった。

この日は朝から真夏の太陽が容赦なく照りつける絶好の灯り日和となり、事業の目玉である灯りサポーターも集合時間の3時を待ちきれない様子で、2時半ごろから噴水広場に続々と集結(灯りサポーターはファミリーや会社の同僚、友達、カップルなど約60組が参加)。1組当たり300個の玉燈を受け取ると、噴水広場周辺の地面や通路に仕切られた幅4b、奥行き3bの灯りのキャンバス≠ノ、自分たちがデザインした思いおもいの絵や文字を玉燈で描き始めた。灯りの森2007がスタートする午後5時にはすっかり着火も終わり、満足そうに作品を眺め仲間同士で談笑するサポーターの笑顔があちこちで見られた。太陽が沈みかける6時ごろには、家族連れやカップルなど多くの観客が来場。夜の帳が下りるとともに、オレンジ色の光を色濃く放つ玉燈があまりにも美しく、それはまさに灯りのイリュージョン。観客のみならず、サポーターまでもがうっとりと眺め、その美しさに魅入られている様子だった。
午後7時、松明と玉燈と竹筒のファイアに抱かれた自由広場特設ステージで、初めに鹿城理事長から湖北をひとつに結びつける灯りの魅力と「灯りの日制定」にかける強い思いが熱く語られた。その後「灯りコンサート」では、輝らりキッズ合唱団の元気で可愛らしいステージに続いて、ル・クプルが数々のヒット曲を澄み渡る歌声で熱唱。「ひだまりの詩」は手話を交えて観客と一緒に歌うなど、会場は灯りのコンサートに相応しい爽やかな癒しの空気に包まれた。
午後9時、同じく特設ステージで灯りコンテストの結果発表が行われた。灯りサポーターが丹精込めて作り上げた作品から優勝やユーモア賞など4作品が選ばれ、プレゼンテーターのル・クプル恵美さんから表彰状と記念品が授与された。第1回灯りコンテストの栄冠は長浜市の石地ファミリーの頭上に輝いた。
全てのプログラムが終了し、いよいよ撤収だが漆黒の闇に浮かぶ灯りの美しさが容易に片付けの手を近づけない。そして惜しまれつつ「灯りの森2007」は幕を下ろした…。


   


     
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