活動報告

お知らせ 2014年4月18日

4月18日(金)米原市役所にて平尾市長との対談が行われました。

米原市長対談
  1.            
    進行役:「創造力・連携力・育成力という3つの力で展開している長浜青年会議所と米原市とディスカッションをしたいと考えています。一緒に、米原の未来、湖北の未来について語り合いたいと思います。よろしくお願いします。」

    渡辺理事長:
    「貴重な時間を頂きありがとうございます。我々は地域に対して、青少年育成・まちづくり、若者らしい精神的発想で活動しています。このような対談を設けて頂くのは今まであまり無かったと思います。これからも、 米原の行政の長である市長(行政)と、我々民間の活動の連携を行っていきたいと思っています。」

      1.            
        平尾市長:「こちらこそお越しいただきありがとうございます。我々は自分たちが乗り込まないと、この町は良くならないという動きを作っていくのが行政の仕事だと考えております。米原市には、長浜JCさんのような40歳までの若い方々が地域のために活動しているという事がありません。JCの皆さんは様々な形で地域づくりやまちづくり、ひとづくり等しておられ地域の将来に向けて議論したりすることは、本当にうらやましいと思います。」

        平尾市長:
        「また、来年に北陸新幹線の金沢が開業されますが、そのルートを米原ルートにするために長浜市とも連携をとってやっていきたいと思います。今年で米原が新幹線駅になり50年経つが、米原駅は全く変わっていない。そういう意味では地域なりに維持してきましたが、ここにきて限界をきていると思います。新しい地域振興策として北陸新幹線を使い観光振興も含めて、米原市だけでなく長浜青年会議所さんも一緒になって考えていきたいと思います。 」

          1.            
            渡辺理事長:「ありがとうございます。新幹線の事もありますが特に我々の運動のベースになる地域振興の話なので、外に足を運び議論を深めていきたいので是非参加したいと思います。是非継続的に連携も図っていきたいです。」

            平尾市長:「今あるものをどう評価するのかに視点をあてる必要があります。50年間米原駅周辺は変わらないが、変わらなかったもので何かないかと考えています。もう一度、滋賀県湖北地方の歴史の厚みと我々の先人の暮らしなどをうまく考えれば、観光の問題、地域の活力の作り方、ひとの育て方、教育の問題も含めて大きなヒントが沢山あると思います。そういう面で、長浜JCさんの連携力・育成力・創造力の考えが自分の考えと合います。だからこそ、一緒になって、情報交換などして率直な意見などを頂ければと思います。」

            渡辺理事長:「米原市行政は、少子化に対しての政策にものすごくご配慮されていると感じました。我々も子どもの親でもあるので、学校の教育、地域の教育、家庭の教育があると思います。青年会議所としても地域で子どもたちを育成していきたいと考えております今年は湖北の小学校3.4年生に絞って45分の授業の中でプログラムを取り入れてもらいました。詳細を小林副理事長お願いします 。」

              1.            
                小林副理事長:「はい、先日、坂田小学校と伊吹小学校で夢を叶える為のサクセスストーリーを作っていこうという授業を行いました。授業を行う前に宿題として、自分の将来の夢を描き、ご両親に応援メッセージを書いてきてもらいます。そして45分の中で4部構成をして、1、初めに実際に夢を叶えた人の紹介をし、2、次に夢に向かって進むことは難しい、恥ずかしいことではない事を伝え、3、みんなの前で夢を発表し、褒め合い、4、夢を叶えるための工程表作成をする、この構成で実施しました。この授業で、子ども達に前向きに夢に向かって進んで行って欲しいと思っています。 」

                平尾市長:「素晴らしいと思います。私もJCさんがして考えておられるように、子どもは社会みんなで育てる時代に入ってきていると思います。子育ては、社会支援、未来投資だと考えています。地域力を使ってみんなで、将来未来の人財の子供たちの教育をしていく必要があると思います。」

                  1.            
                    平尾市長:「また子育ての問題ですが、経済環境を整えていかなければならない。米原市では様々な経済的負担軽減を行っています。私は子供の育ちは、親の仕事の仕方や所得で格差があってはならないと思いがあります。一期目に、幼護一円化ということをおこないました。母親が働いていると保育園、働いていないと幼稚園というのは絶対おかしいと思い、幼稚園も保育園も一緒のものにしようとしました。特に親の所得格差で少なくとも子供が中学生まで医療の現場、保育や教育の現場においても差があってはならないという思いがあります。」

                    渡辺理事長:「誰かの子供だからではなくて、みんなで地域が子供を育てていく、まさに未来投資に繋がると思いますね。」

                    平尾市長:「行政としてはそこまではでき出来ますが、そのあとにどういうチャンスとかや出会いを作れるかは、民間の皆さん等、本当に現場でやり取りしている人が、教室に来て違う思いで話してくれることは、ものすごく刺激的だと思います。長浜JCさんよろしくお願いします。」

                                 
                      渡辺理事長:「是非まわらせて頂きますのでよろしくお願い致します。次に私たちは創造力として、未来に向けた資源として自然があると思います。その中でいろんな地域が持続的に発展する可能性を見いだせないかと活動をしています。昨年から自然のエネルギーに着目しまして、私達は資本があるわけではないので、今あるものを活かしたエネルギーの部分で地域の方々や企業さん方に啓発をはかれるように活動をしています。」

                      平尾市長:「湖北地域は昔から水の量も豊富です。またその水を活用できていませんでした。2年前あたりから小水力発電を試みている民間の団体さんがいあります。その人たちと話していると、軽トラやトラクターなど全部が電力で動いて、しかも地産地消。小水力発電で作った電気で農機具を動かしてコメや野菜を作ってそれを食べる。そのような地域を作ってすごい魅力のある町にして誇りを持ち若者も集まるようにしたいと言っておられいました。私としても地産地消で化石エネルギーを使って地域経済が回るようにしようと考えています。」

                      渡辺理事長:「今年も自然エネルギーのことで活動していて、事業はまだですが、今年は、それぞれの地域にそのような活動をされている人たちを結びつけて、その人たちのステージを上げていこうという構想をしています。今村副理事長お願いします。 」

                        1.            
                          今村副理事長:「はい、地域の資産、自然というところに着目して、それを活かして地域の経済を増していこう観点から自然のエネルギーというところに焦点をあてて、もう一つ噛み砕くと、地域の小水力発電に焦点をおいて活動をしています。今私たちは行政レベルではできない地域で作ったエネルギーを地域で使うように循環できるように活動しています。そのために地域の代表となる方々とマッチング会議という会議を行っています。そこで自治会レベルから地域レベルまた行政さんも入ってもらって一緒に考えていきたいと思っています。そして地域全体に波及していく事業を考えています。まずはひとつの自治会で小水力発電の発電を行い、それをモデルとして何カ所か行い、今年夏の事業では啓発できる場所を作って、長浜市、米原市という湖北に訴えかけていきたいと考えています。」

                          平尾市長:「湖南の谷原市長が言ってもいたおられたのですが、地域の資源で作られたエネルギーは地域に還元すべきであると。これは全く私も同じ意見です。そのためには行政にはできる範囲がありますので民間の人たちがどんどん行ってくれると行政も動きやすくなるので是非とも連携してやっていきたいと思います。是非とも長浜JCさんにも頑張って頂きたい。また市民ファンドを作って、なにか社会貢献やなにかを残すといったこと、今回でいえば先ほど言っておられた自然再生エネルギーを動かそうという投資の仕方も一つの方法ではないかなと思います。」

                            1.            
                              平尾市長:「湖南の谷原市長が言ってもいたおられたのですが、地域の資源で作られたエネルギーは地域に還元すべきであると。これは全く私も同じ意見です。そのためには行政にはできる範囲がありますので民間の人たちがどんどん行ってくれると行政も動きやすくなるので是非とも連携してやっていきたいと思います。是非とも長浜JCさんにも頑張って頂きたい。また市民ファンドを作って、なにか社会貢献やなにかを残すといったこと、今回でいえば先ほど言っておられた自然再生エネルギーを動かそうという投資の仕方も一つの方法ではないかなと思います。」

                                1.            
                                  渡辺理事長:「ありがとうございます。お話したいこともたくさんありましたが時間もきてしましました。これからも私たちは米原市、長浜市市民16万人の心を一つにしていきたいと考えています。夏にも事業をさせていただきます。新幹線の50周年、またこれからの展望も含めて、子育ての事も含めて是非今以上に市長ともご厚意にさせて頂いて交流させて頂ければと思います。これを機会に今後ともよろしくお願い致します。今日はありがとうございます。 」

                                  平尾市長:「こちらこそありがとうございます。是非、頑張って下さい。」

理事長 写真 第59代理事長 渡辺浩之 理事長所信

アクセス数

このページのトップへ