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総務・広報委員会

開地共鳴

志高く熱き情熱をもってまちを開き、共鳴しあう繋がりを湖北の地に確立しよう


総務・広報委員会

〇 湖北コア・イノベーション構想の具体化に向け、組織を開き、まちを開こう
〇 公益団体としての自覚をもち、湖北を革新する先駆者であろう
〇 青年経済人としての資質向上に努めよう
〇 心を開き、志高き仲間と理想を語り合い、共鳴しあう組織であろう


総務・広報委員会


第56代理事長 佐藤硬史

  様々な主張が飛び交い、まち中を混沌とさせた広域合併が一旦終結し、新たな形の中で1年の時が流れた私達のまち湖北。この合併に至る激動の数年間のなかで、多くの住民と共に「自分たちの住むまちは将来どのようになるのか」という議論が展開出来た事は、私達のまちにとって大きな転機でした。この転機を一過性のものにすることなく、この地に息づく人々の郷土愛、まちを想うゆるぎない情熱、そして成熟したまちの強さを更に進化させ新しい時代へと繋いでいく、そんな大切な岐路に今私たちは立っています。 地域政策の軸足が国から地方へと急速に変わり行くなか、全国の地方では、其々に特性を活かした取り組みが行われています。このような時代において私達は、更なる独自性と圧倒的な求心力のあるまちを目指す“湖北コア・イノベーション構想”を提唱し、人・もの・情報の活発な交流を基に、湖北を革新していく為の核となる地域力を創り出すべく運動を展開しています。その実現の為に私達がこれまで以上に意識していかねばならない事は、まちを開くという視点であると私は考えます。歴史が物語るように、開かれたまちは交流を活発にし、経済の発達、新しい文化の創出へと繋がっていきます。地域基盤が成熟した今、意識すべき事は、既存の資産資源を守り継承する、或いは発信するだけでなく、新たな思想や文化を求める心、受け入れる寛容さを高めていくことです。これからの時代を司る先駆者たらんとする我々青年が、日本、そして世界における湖北という視点でまちを捉え、内外の様々な期待や評価に応えうる組織力を発揮し、志高く熱き情熱をもってまちを開くのです。
その先にこそ郷土愛あふれる人々の心が共鳴しあう繋がりが生まれ、独自の新たな価値を創り出すまちへの礎が築かれていくはずです。

 世界中を震撼させた金融危機は、この日本においても企業のみならず、外部要素を核としていた多くの地方都市に影響を及ぼしました。異国の経済情勢が日本の地方都市にまで波及すること、そして本来、将来に亘る経済的な発展に結びつけるべき外部要素の誘致が、空間としてまちを貸す域から抜け出せていない現実が如実に表れたように感じます。私達の暮らす湖北は、豊かな自然、歴史資産といったハード面での強みと、知的資産と行政、企業が結びつき、独自の発展を目指すソフト面での強みを有しています。この強みを進化させ将来の湖北経済の発展につなげ、まちに潤いをもたらす事が、経済人として、そしてこれからの湖北を担う青年としての私達の責務です。湖北全体をテリトリーとして捉え、将来の理想の姿を見出し、その為に今、取り組むべき事や付加すべき要素を戦略的に考え、新たな可能性を追求した未来へのビジョンを人々に広く投げかけていきましょう。

 私達は昨年、世代やコミュニティの垣根を超えて、湖北に新たな活力をもたらす“核”となる層を作り出すべく「湖北ジョイントフェスタ」を立ち上げました。多くの人が既に取り組む“音楽”を題材にした運動を通じて“自分達が輝ける場所を自分達の手で作り出す”気概こそが、“自らが生きるに値する価値を自らの手で創っていく”というまちづくりの真髄へと繋がっていきます。この取り組みを更に発展させ ていく為には、湖北内部の盛り上がりのみならず、湖北外に住まう人々や湖北を故郷とし他地域で暮ら す人々を巻き込んでいく運動へと広げていく必要があります。地域内外の人々が共に夢を語り合い、共に行動を起こすことで、更に新しい魅力が付加されていくでしょう。外から来た人々にとって、このまちは夢を形に出来る“ふるさと”となり、そのような人々の集う湖北を、この地に住む人々は誇りに思います。この誇りこそが、新たな活力を生み出すエネルギーとなり、音楽を超越した湖北の連携力へと繋がっていくのです。

 夢と希望に満ち溢れ、輝く瞳で私達に語りかけてくる子ども達。彼らの澄んだ瞳を見たとき、いつも脳裏に浮かぶ光景があります。それは希望と不安を胸に、目の前に広がる大海原を見つめる彼らの姿です。この大海原に飛び込み、幾多の困難を乗り越え、どんな夢もつかみ取る無限の可能性が子ども達にはあるのです。子ども達が様々な情報や体験を吸収し自らの力に変えていく潜在能力は、私達大人の比ではありません。ならば私達大人の役割は、子ども達が夢とその実現の為の課題を発見し、その課題を自分で解決していけるよう広い世界を見せ、自己完結している器を壊し、夢を実現する力を備える為に本気でサポートしてあげる事ではないでしょうか。日常では触れ合う事の出来ない人や文化との交流を促進し“普段とは違う経験”を子ども達にさせてあげるのです。そこでの出会い、気付き、達成感によって大きく成長した子ども達の輝く笑顔は、必ずや地域の大人達の心を打ち、子ども達を自立へと導く育成力の構築された社会へと繋がっていくはずです。

 豊かな人生を構築する為の礎を築く20歳から40歳という世代。この時期にどれだけ多くの人と出会い、経験を積み、自分の魅力や強さを高めていくことが出来るかは、人生の中で非常に重要な意味を持ちます。私は、青年会議所活動のなかで出会った仲間達の魅力溢れ、力強い生き様に触れるなかで人生観が変わりました。生きていく上で直面する様々なことに優先順位をつけるのではなく、すべて人生と考え、いま目の前にある事に一生懸命取り組む。この繰り返しこそが人生の糧となり、更に大きなチャンスをつかむ力となるのです。 変えたい視点がある、そしてやり切れるかどうかを自問している時、すでにその50%は実現しており、残り半分は次の100%へと進む50%です。私達の100%は常に前進し続けています。可能性を考えているということは実現可能であることに他ならず、行動を起こすということは始点を幾重にも積み重ねる行為です。私達には不可能を可能にする無限の力があります。心を開き、志高き仲間達と理想を語り合い、共鳴反応を起こすことで、己の潜在的な力を引出し、この場所からイノベーションを巻き起こしていきましょう。



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